浸種から催芽へ (2020.04.22)
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作成日:2020年04月22日(水)23:23
4月13日から浸種を行っていました。
浸種の適正水温は12~15℃で、浸種期間7~10日(積算温度100℃程度)が農協の指導となっています。
特に、浸種後24時間の浸種水温(1日目の水温)が低いと、その後十分な水温を確保しても出芽ぞろいが悪くなるため、用水温が低い場合は、足し湯などにより15℃程度の水温を確保してから浸種を開始するのが重要だとか。
今日までに籾は十分吸水して、胚乳が透きとおった飴色になっており、胚芽が白く浮き出てきました。
こうなればしめたもの。
発芽の準備が出来たことになりますので、いよいよ今夜は催芽作業になります。
№02 今度はタヌキを捕獲 (2020.03.26)
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作成日:2020年03月26日(木)21:38
3月26日(木)00:53 今度はタヌキを捕獲しました。
最近2匹でツルんで来ていたタヌキです。
箱罠を見てもスルーされていましたが、箱罠のカメラに頻繁に写り始めたので罠にかかるのも時間の問題だな・・・と思っていたものです。
でも、大きな問題が一つ・・・・・・
最近2匹で来ているのですが、設置してある箱罠は小型箱罠です。
小型箱罠に2匹が押し合いへし合いで入ることは・・・たぶん無いでしょう。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺になりかねないので、諦めて1匹ずつの捕獲で覚悟して扉を落としました。
扉を落とした瞬間、難を逃れたもう一匹は「脱兎の如く(?)」画面から消えました。
「あ~あ、逃がしたヤツは学習したから今後捕まえるのは難しいだろうな・・・」
捕まえた嬉しさとため息の半々でした。
№01 有害鳥獣駆除第1号 (2020.03.08)
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作成日:2020年03月08日(日)22:29
箱罠を設置してからほぼ1ケ月・・・3月8日(日) AM2:44 やっとキツネを捕獲しました。
体格が小ぶりに見えるので、たぶん若いキツネでしょうか。
思っていた以上に苦心しました。
罠を設置してからヤツらが最初に現れたのが2月25日で、この時はタヌキが2匹。
この時は、罠の方を見ながらもなぜかスルー。
餌がお気に召さなかったのだろうと、餌をデントコーンに換えて様子を見ると、今度は日中に野鳥やカラスが・・・
市担当者から「ペットフードも意外と食いつくみたいだよ」との助言もあり、キャットフードとデントコーンの混合餌を作りスタンバイ。
そしたらその晩から、我が家の猫ではない他所の猫が箱罠の奥まで入ってるではないか。
これではマズイと、わざと目前で扉を落としたりすること数回・・・さすがに危険だと学習したようで、来なくなった。
そしていよいよキツネの登場!
前日は、罠の周りの誘因餌だけ食べて、箱罠には頭程度しか入らない。
しかも、入ったと思っても直ぐ素早く出ることを繰り返している。
かなり警戒している様子。
扉を落とすタイミングを図りかねているとそのまま見えなくなった。
スマホで見ている画面は1~2秒程度実際より遅れているので、罠への出入りが素早いと扉を降ろすタイミングが難しいのである。
「よし、またすぐに来る!」と思い、翌日も同様の期待感で就寝する。
そして夜中の1時30分ころ、やはりヤツは現れた。
(俺の感もまんざらじゃないな・・・と正直嬉しかった。)
だが、前日と同様の行動を繰り返しており、なかなか扉を落とせないまま再び見えなくなった。
諦めて布団にもぐりんんで寝入ったころ、再度センサーに反応が!
再びヤツの登場である。
お互いに前回と同様の行動をとっているわけだが、今回はタイミングを合わせられた。
3月8日(日) AM2:44 やっと記念すべき捕獲第一号! キツネを捕獲しました。
箱の中にヤツが居ることをスマホの画面越しに確認して就寝する。
そして翌日、いよいよ捕獲したキツネの止め刺し作業である。
これも初体験なので、やってみなければわからない。
電気の一方を箱罠にクリップで接続し、もう一方(先端に針のある)の方を罠に差し入れる。
口の近くに持っていくと針に噛みついた。
箱罠の導通が取れるかどうか心配だったが「ビチッ」と音がしてヤツが驚いて離れる。
「おっ、(電気が)来てる来てる!」と安心して再度近づけると今度は深く噛みついてきたため、噛みついた途端に硬直し、そのまま動かない。
このまま2分程度この状態で止め刺しが完了し、埋却して全行程が完了。
だが次回の準備をしようと点検すると箱罠の扉を吊っているワイヤーが縮れており(朝までの間にキツネが罠の中で引っ張り続けたために捩れたもの)、このままでは落下の時ワイヤーが引っ掛かるので取り換える。
今回の捕獲で、スマホ越しに箱罠の傍の動物の動きが見え非常に勉強になった。
一度捕獲に成功すると気持ちに余裕が出てくるから不思議である。
一匹捕まえただけなのに・・・
スマカメのクラッシュ対策(2020.03.04)
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作成日:2020年03月04日(水)10:02
箱罠の遠隔制御に使用している監視用カメラのスマホアプリ「PLANEXスマカメ」が頻繁にクラッシュする。
もちろん、メーカーがバージョンアップなどで改善してくれれば良いのだが、それまで待ってもいられない。
だが、使い込んでいくうちに、経験則でいろいろ対策方法が見えてきたのでメモとしてまとめた。
【利用環境】
カメラがCS-QS50-LTE(ファームウエア 1.54.0.0)、LTEはマイネオのデータ通信プラン、スマホはDocomo F-03H Android 7.1.1 、スマホアプリはPLANEXスマカメ 1.5.6となっている。
【クラッシュしないための対策】
まず、「ビデオ品質」を「中」以上にするとほぼ(高い確率で)クラッシュするので、「低」にする。
これだけでクラッシュはほぼ無くなる。
また、更なる安全パイを求めるなら、定期的に(毎週1回以上)「見守り機能」を解除してからカメラの電源を入れ直すか、アプリ側から「カメラ設定」の「詳細」で「再起動」する。(再起動は3分程度要する・・・待ってると長い!)
2020.03.04現在、これでクラッシュは無くなり快適に利用している。
【もしクラッシュしたら】
アンインストールして再度インストールすることになるが、アプリのダウンロードにかなりの時間を要するので、アンインストールしない次の方法で行う。
まず、アプリアイコンの長押しで「アプリ情報」を開き、「ストレージ」で「データを消去」して初期状態にする。
(この方が、ダウンロードからやり直すより格段に早い)
アプリを起動する前にカメラのUIDと、最後に設定したパスワードをコピペで張り付けられるように準備しておく。
アプリを起動すると初期設定時の画面に戻るので、あとは所定の手順で初期設定を行う。
ただし、カメラ側は一度設定が完了しているのでカメラにQRコードを読み込ませる作業はスキップして進める。
【プッシュ通知が機能しない時】
なぜかプッシュ通知が機能せず、音もバイブも鳴らない時がある。
アプリ上で設定し直したりカメラの再起動などいろいろ試みてもダメな時は、前記の「もしクラッシュしたら」に記載の方法で解決することがある。
【その他】
①双方向通話機能をスタンバイした時は録画が行われない時が多く、罠の扉を落とした決定的瞬間が記録できない。
②記録した動画を遠隔でダウンロードできないので、本体からmicroSDカードを取り出して移すことでしか保管できない。
③とにかく動作が不安定で、安心して使用できない。
よって、この機種(メーカー?)はお薦めできない・・・
以上
つぶやき・・・(2020.02.16)
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作成日:2020年02月16日(日)16:56
2018年にトウモロコシが食い荒らされる被害があった。
当園では林檎と西瓜の他に野菜類も栽培しているが、まず犯人を特定する必要があり、トレイルカメラ(写真)を設置して観察を続け、タヌキとキツネ、そしてハクビシンも出入り(出没)していることを確認した。
このままでは被害が拡大していくだろうと予想されるので,有害鳥獣として駆除する必要があると判断し、2019年には罠猟の狩猟免許も取得して駆除の準備をした。
ヤツがどこから入って、どう通って、どこへ抜けるのかもわかった。
ヤツが園地のどの辺に出没しているかもわかった。
ヤツが出没する時間帯も分かった。(午前3時~午前5時頃)
ここまでわかれば、あとは罠を仕掛けてヤツを捕獲するのみ!
市役所から捕獲許可証もいただいたので、2020年2月4日、ついに罠を設置する日がきた。
まだ降雪期なので、時折雪が降ったりして小型箱罠では条件が悪いが、ひとまずスタートした。
だが、どういうわけか罠を設置した途端、ヤツが一向に現れない。
年明けごろまでは頻繁に出没していたのに・・・
家の周りや園地を見回してみたが、ヤツの足跡も見当たらない。
雪の上に見えるのは、猫とカラスの足跡ぐらい。
どうしたんだ?
ほかに餌場でも見つけてそっちに行ったのか?
付近の道路で、タヌキらしき死骸を見かけることもたまにあるが、道路を横断する時に車にでも轢かれたのか?
「ヤツの身に何もなければいいが…」
箱罠の遠隔制御システムに障害発生?(2020.02.12)
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作成日:2020年02月12日(水)17:56
箱罠の遠隔制御システムが、昨夜遅くから前触れなく突然モニターできなくなった。
いろいろやってみても復旧できなかったが、今朝になってからシステムの電源を入れ直したらあっさりと復旧した。
いったい原因は何だったんだ・・・と悩んでいたが、先ほど次のような記事を見つけた。
【
以下、2020/02/11掲載の mineo ユーザーサポート 障害・メンテナンス情報から転記】
お客さま各位 2020年2月11日(火)19時34分頃より、Aプラン、Dプラン、Sプランにおいて、一部のお客さまでデータ通信サービスがご利用できない状態となっておりましたが、現在は復旧しております。長時間にわたり大変ご不便とご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
記
1.日時: 発生日時:2020年2月11日(火)19時34分頃(24時間表記) 復旧日時: Aプラン:2020年2月12日(水)0時30分頃(24時間表記) Dプラン、Sプラン:2020年2月12日(水)1時30分頃(24時間表記)
2.影響エリア:全域エリア
3.障害内容: mineoの ・データ通信サービス(Aプラン、Dプラン、Sプラン) ・音声通話サービス(特定SIMで一部端末をお使いのお客さま) においてご利用できない状態となっておりました。
4.障害件数 発生時刻以降、接続できなくなるお客さま数が増加し、 Aプラン:2月11日23時20分頃に最大約29万件 Dプラン、Sプラン:2月12日0時10分頃に最大約50万件 の障害件数となりました。
5.障害原因: 通信機器障害(詳細は調査中)
6.その他 復旧後もご利用いただけない状態となっている場合は、mineo端末の電源を一旦切/入していただくようお願いいたします。
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つまるところ、原因はこれでした。
通信キャリア側に原因があることは考えずに、こちらの機器側に原因があるものと思い、必死に原因を探っているときは・・・そりゃあもう悲惨でした。
こういうこともあるんですね。
なにはともあれ、原因が判明してホッとしました。
小型箱罠だと降雪期は無理ッ!(2020.02.05)
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作成日:2020年02月05日(水)19:57
昨日、箱罠を設置した。
そして、設置してみて誤算に気づいた。
昨夜から今朝にかけて20cm位の降雪があったのである。
詳しく説明するまでもなく、写真を見れば一目瞭然!
誘因餌も見えないし、箱罠が雪に埋もれかかっている・・・
バカだった・・・
実質的に、雪が無くなる3月下旬以降でないと難しいのかな。
中国からの船便? (2020.02.01)
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作成日:2020年02月01日(土)21:09
先日、ネットで注文していたものがやっと届いた。
特殊な電子部品(赤外線LEDユニット)であるが、Amazonで商品を見つけポチッと注文。
価格が1,391円で配送料が無料だった。
1月14日に注文し、すぐさま受注メールを受信している。
そして、翌日15日には発送メールも届き、ここまでは順調だった。
ところがメールを見ると、「お届け予定:1/26」となっているではないか。
あれっと思い、よくよく見てみると「配送業者:中国■政」と。
つまり、認識していない中国からのネットショップとなっていたのです。
中国からだと航空郵か船便だろうなぁと溜息が出てしまいます。
配送状況をモニターしたものが下のキャプチャーです。
実は、非常にヤキモキした時期があります。
18日に中国の「国際交換局から発送」の表示以降、28日に日本の「国際交換局に到着」と表示されるまでの間です。
10日もの間、全く動きが無く、どうなったんだ?・・・と。
折りしも中国では「新型肺炎」騒動が勃発し、人的物的移動に混乱が生じている時期。
28日に日本側の表示が出るまで半ばあきらめのような気持になってしまいました。
これって・・・船便だったんでしょうか?
これって・・・早くも遅くもない、中国からの普通の日数なんでしょうか?
赤外線LEDの改善 (2020.02.01)
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作成日:2020年02月01日(土)17:10
箱罠遠隔制御システムがほぼ完成・・・とホームページに公表したが、実はもう一つ残っている。
カメラに内蔵されている赤外線LEDは、事実上使い物にならないため改善を要するのである。
その理由は次の4点。
①配光特性が集光(スポット)であり、中央が白飛びして周りは真っ暗・・・ダメです。
②赤外線ではあるが不可視光ではない(波長850nm?)ため、赤紫色に淡く目玉の様に光っており獲物が警戒している・・・ダメです。
③LEDがカメラのレンズ回りに位置しておりレンズと光軸が同一であるため、獲物の眼が眩しく反射して獲物の顔(頭)が判別不能・・・ダメです。
④雪や雨がちらほらでも、レンズのすぐ前は眩しく反射してカメラの「見守り」機能に反応し、結果的に誤作動となるため、獲物が現れたらスマホへプッシュ通知する機能が実質的に使えない・・・ダメです。
この中でも最も致命的なのが④です。
だったら、雪が降ったり雨が降る日は諦めることで割り切って使えば良いじゃん・・・と考えるのは間違いです。
なぜなら、雨や雪だけじゃなく飛翔する「虫」などでも同様だからです。
就寝中に、獲物が現れたら枕元のスマホがバイブと大音量で起こしてくれる・・・これができなきゃ意味がない!
そんなこんなで夜間照明の方法を見直すことにしました。
まず、カメラに内蔵されている赤外線LEDの使用は諦めて、LED照明を外付けで使用することとします。
例によってカメラを分解し、蓋側についているLED配線のコネクタを外し蓋を戻します。
スマホアプリからカメラの「詳細設定」で「赤外線ON」にして白黒撮影のモードにします。
内蔵赤外線LEDのコネクタは外してあるので勿論光りませんが、こうしないと赤外線撮影に対応しないため、別付けで赤外線照明してもカメラが認識してくれません。
赤外線LEDユニットは、この際せっかくなので不可視光である波長940nmのものを準備します。
配光特性を横に拡散したいので、百均で適当なプラボックスを加工してLEDユニットの前にかぶせる様に取り付けます。
そして、ウォルボックスなどのケースをくり抜いてアクリル製の拡散板を貼り付け、できるだけ広くまんべんなく照射するようにします。
こうして準備した外付け用の赤外線LEDボックスを、カメラから離して適当な位置に設置します。
と、まあ、こんな感じで準備できましたが、いつまでもこんなことしてられない。
そろそろ罠を設置しなければと思う。
自作電気止め刺し道具も完成 (2020.01.18)
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作成日:2020年01月18日(土)20:15
有害鳥獣を捕獲すれば当然ながら止め刺し(とどめをさすこと)が必要となる。
止め刺しは、銃やナイフを使う方法が一般的のようだが、最近では電気を使った電気止め刺しが注目されている。
銃の場合は銃免許が必要になるし、ナイフの場合はそれなりの技術が必要になり、何よりも大量の血を見るのが苦手な人には無理がある。
そんな理由から私は「電気止め刺し(電殺)」の方法を選んだ。
捕獲獣の身体に針を刺して、通電する・・・それだけです。
道具は購入すれば手っ取り早いのだろうが、これもホームセンターなどの部材でできそうなので自作することとした。
針は、釘を研いで作ろうかと思ったが、コンクリートブロックにも打ち込める「コンクリート針」なるものがあったのでそれにした。
箱罠の金属部分に電極を繋ぎ、もう一方の通電用の針で突くことになるが、箱罠の導通が悪い時のために急遽二本刺しに対応できるよう接続端子も設けている。
念のため10アンペアのヒューズも組み込んだが、鳥獣を感電死させるわけだから、切れて使い物にならないような場合は直結するバイパス端子も設けた。
仕上がりは、あちこちビニールテープでグルグル巻きになっており見栄えが悪いがドンマイ・ドンマイ!