農業再生協議会の座談会へ行ってきた(2015.03.10)
- 詳細
- 作成日:2015年03月10日(火)20:46
- 参照数: 9150
農業再生協議会は経営所得安定対策の推進及びこれを円滑に実施するため行政と農業者団体等の連携体制の構築、米の計画的生産、麦・大豆・そば等の生産振興、担い手の育成・確保及び農地の利用集積、耕作放棄地の再生利用など農地の有効利用等を目的としているため、本日の会合は経営所得安定対策が主な内容となっている。
毎度のことながら、稲作には明るい展望が見いだせないでいる。
米の消費が減少し、作付が過剰となっているのだから米余りからくる価格低下は当たり前のことではあるが、5年後、10年後はどうなっているのだろう。
認定農業者や集落営農などに農地が集約されたり、稲作から撤退しても他作物への転作などで農地が存続すれば良いのだが、なかなか進まないのが現状となっている。
下手をすれば、離農などから(荒廃した)耕作放棄地が増加することにもなりかねない。
我が家は、コンバインが故障して修理不能だが稲作の先行き不透明感からコンバインを更新しておらず、刈取と乾燥を委託しており、その作業委託料と肥料代などで米代は消えてしまう。
いや、その他の経費等を合わせれば・・・・・完璧な赤字だぁ!
あれほど一年間苦労した草刈りは、いったい何だったんだぁ!ボランティア?
頼りの農水省などからの助成金等は、認定農業者等の担い手や、集落営農組織等へ集中してきており、私のように個人の零細な規模では、稲作は遠からず現状維持すら困難になってくるのでは。
稲作の経費は、培土や肥料、農薬なども含めて徹底した見直しが必要と痛感している。
それと、産直販売など独自の販路を開拓していく事も必要と感じる。
一年では無理でも取り組んでみたいと思う。
※写真はイメージです。