新たなる闘いの幕開け(2014.08.13)

DSC01007 田んぼの水を見回っていて大変なことに気付いた。
 水が大量に漏れている。
 畦というより土手と言った方が良いような法面の下側から。
 数日前に土が掻き出されて穴ができていたので、踏み潰してはいたのだが、とうとうその穴から大量に水が漏れだしている。
 すぐ上の畦を見回り、穴の口を探したが見つけられなかった。
 水の出口と、隣りの田んぼとの高低差から考えると、畦付近からではなく田んぼの中ほどからの可能性が大きいが、雑草が伸びているため水を濁しても水の流れが見えず穴を発見できない。
 やむなく、想定されるエリアを「畦なみ」で囲ってみた。
 時間をおいて水漏れが止まった状態で観察するとポッカリと穴が見えてきた。
 畦からけっこう離れている。
 当面はこのままの状態で凌ぐが、う~む、困った。
 来年の稲作作業が始まるまでには処置をしなければならないが、どうしたもんか。
 まず対策は二つある。
 一つ目は、穴を完全に塞ぎ水が漏れないようにすること。
 水の入口と出口の、間隔と高低差を考慮すると、口を踏み潰したりしただけでは再び漏れる恐れがあるので、簡単な作業では済まないかもしれない。
 二つ目は、穴の犯人を駆除すること。
最初は鼠かなと思っていたが、穴からの土の掻き出しやモグラ塚らしきものを見れば、犯人は「モグラ」と推察できる。
DSC01017 掘られた穴は塞ぐしかないが、犯人を駆除しなければ文字どおり「モグラたたき」でキリがない。
 モグラとの新たなる闘いの幕開けである。
 幸い人間にはインターネットという武器がある。
 ネットで対策の事例を検索し、参考にできる。
 雪が降る前の秋か、雪解け後の春に対策を行うことになると思われるが・・・モグラよ、今にみていろ、目にもの見せてくれようぞ!