梅雨どきの憂鬱(2014.06.11)

P1030749 早朝に、迷いながらも、りんごの防除をやりました。
 何を迷ったか・・・・?
 天候です。
 数日前に東北地方が梅雨入りしましたが、とたんに雨天ぎみになっています。
 りんごに限らず、農薬散布などの防除を行う時、もちろん雨天時はやりません。
 散布後に間もなく降ってくる見込みの時も・・・やりません。
 散布直後に降雨になると、散布した薬などが流されて無駄になるからです。(やらないよりは良いといいますが。)
 さりとて、何日も様子をみる訳にもいきません。
 この判断が難しいのです。
 天気予報などを参考に判断する・・・と、言うのは簡単ですが。
 時にはビミョ~!な空模様で、判断に迷う時がしばしば。
 吉と出るか凶と出るか・・・時には、賭けにでることも。
 梅雨明けまでこんな憂鬱が続きます。

経営所得安定対策現地確認(2014.06.10)

P1030729 経営所得安定対策現地確認が、今日から始まった。
 自己保全管理や調整水田など、水稲を作付しない水田の確認である。
 事前に設置した確認票(写真)と、現地の状況が合致しているか、そのスジの方が確認に回るのである。
 確認作業は、7月中旬まで予定されているようだが、大変な作業だと思う。
 確認票には転作の内容等が表記されているが、もちろん氏名も表示されている。
 なので、草刈などをやらないで荒らしていると・・・・田んぼの所有者がすぐバレる。
 水稲を作付している水田は綺麗にしていても、作付していない田んぼは・・・たぶん、どなた様も手を抜きがち。
 なぜなら、苦労して草刈やっても、収入にならないのだから。
 1年間なにも手を加えないと、草ボウボウになり、数年で木が生えてきます。
 私のところでは、水稲を作付しない田んぼは、水を入れて代掻きをする方法と、トラクターで耕起して除草する方法のどちらかをやっている。
 水田が自宅から離れているので、転作で畑作は管理が届かず行っていません。
 この状態がベターだとは思わないが、当分この状態は変わらないかもしれない。

接着剤で修理・・・(2014.06.09)

DSC00806 背負式の噴霧器が調子悪い。
 7リットル用で比較的小さく、リチウムイオンバッテリー搭載で、全体的に軽いため、ちょっと散布したい時に手軽で良いのだが、具合が悪い。
 手に持つニギリの部分から液だれしているのである。
 勢いよく漏れているとその箇所がはっきりするのだが、ニギリ部分全体からダラポタ状態で、どうも握りの内部かららしい。
 締め付け部が緩んだか、パッキンの不具合か。
 取りあえず、ニギリ部を分解して増締めしてみる。
 だめだ、直らない。
 もう一度分解して、スイッチを入れ圧力をかけてみると意外なところから漏れが。
 写真のニギリ内部にあるレバーが組み込んである灰色のプラスチック部品(タンク蓋の上に置いてある)からである。
 虫眼鏡で見てギリギリ解る程度の小さな亀裂がある。
 冬期の凍結で割れたのか。
 それとも、使い込んでいくうちに最初から有ったひびが大きくなったのか?
 亀裂といっても極小さく、成型時の合わせ部分なので成型時の不具合のような気もするが。
 既に一年以上経過しているため、無償修理には無理があるだろうし。
 さて、どうしたもんか。
 部品を調達するべくネットで調べたら、有るには有るが・・・高い!
 取りあえず、エアコンプレッサーでヒビ部分を吹き付けて異物を取り除き、乾燥させて・・・・・「だめ・もと」で接着剤を使った。
 ヒビに入るようリキッド状接着剤を使い、硬化を確認してからもう一度、肉盛り的に塗り、十分硬化してから試運転。
 なんと、成功だぁ!
 されど、接着剤。
 いつまでもつか・・・ダメだったら、諦めて部品を取り寄せます。

水田の虫・タニシ(2014.06.08)

DSC00808 水田の水を、朝と夕方に見回っている。
 時には手を抜いて見回らないこともあるが、ほぼ毎日巡回している。
 水口と水尻で水位の調整を行うが、水尻の落水函の底に「タニシ」を見つけた。
 「アメンボウ」もいる。
 気をつけて見てみると、田んぼには「ゲンゴロウ」も「オケラ」も居る。
 そういえば、田植えの時には「蛭」も居たっけ。
 田んぼは、今は「カエル」の合唱で賑やかになっている。
 作物に、さほど害を及ぼさないであろう虫たち。
 久しぶりに、童心に帰って、しばしタニシの動きを観察してしまった。

「チャグチャグ馬コ」の1週間前は(2014.06.07)

DSC00791 そうです、もうすぐ「チャグチャグ馬コ」です。
 今年は6月14日ですが、このお祭りは農家のサナブリの意味合いもあり、この日は農作業をしないでゆっくり休む日。
 ですが、丁度この頃は「滝沢スイカ」の藁敷き作業の頃。
 この作業は手間もかかるため、人海戦術で一気にやっちゃいたい為、土日を選んで予定しますが、天候によっては「チャグチャグ馬コ」の日とドンピシャリの時も。
 チャグチャグ馬コの日に働くと「せっこき(怠け者)の節句働き」と言われます。
 今年の藁敷き作業も、今日できましたので、やれやれです。