「曹洞宗」の読み方(2014.06.30)
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- 作成日:2014年06月30日(月)20:47
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我が家は「曹洞宗」です。
ところで、この曹洞宗の読み方について、皆さんはどう読んでいるのでしょうか?
「そうとうしゅう」と読む方と、「そうどうしゅう」、あるいは「そうどしゅう」と読む方もいらっしゃいます。
どちらが正しいのでしょう。
「曹」という文字は、「そう・ぞう」で、多くの方は「そう」を最初にイメージします。
「宗」は「しゅう・そう」で、宗派のことを前提にすれば「しゅう」をイメージします。
で、問題なのは「洞」の読み方です。
多くの方々は「どう」を最初にイメージしてしまいます。
そのため「そうどうしゅう」と読んでしまうのです。
厄介なことに、「そうとうしゅう」と「そうどうしゅう」のどちらでネット検索してもいろんなページがヒットします。
それに、仏具屋さんでも読み方が統一されていないように思います。
地方によって読み方が違うのか?・・・いいえ、そんなはずはありません。
正確には「そうとうしゅう」が正しい読み方のようです。
まず、「曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET 公式ページ」をご覧になってください。
そうです、ページのタイトルにも「SOTOZEN-NET」とあります。
また、「曹洞宗近畿管区教化センター」のように、はっきりと「そうどうしゅうと読む人がいますが、間違いです。」と、表記しているページもあります。
「曹」と「洞」の由来は、曹渓山慧能(そうけいざんえのう)禅師と洞山良价(とうざんりょうかい)禅師という中国の祖師の頭文字からと言われているようです。
恥ずかしながら、私も、父が亡くなってから最初の頃は、知らずに「そうどうしゅう」と読んでいましたが、「そうとうしゅう」と読む方もいましたので、不安になり調べて、「そうとうしゅう」が正しいとの結論以来「そうとうしゅう」と読んでいます。
いまでも、時々「そうどうしゅう」と読む方にお会いすることがありますが、そんな時は「そうとうしゅうと読むのが正しいようです」と、かどが立たないよう、さりげなく伝えています。