接着剤で修理・・・(2014.06.09)

DSC00806 背負式の噴霧器が調子悪い。
 7リットル用で比較的小さく、リチウムイオンバッテリー搭載で、全体的に軽いため、ちょっと散布したい時に手軽で良いのだが、具合が悪い。
 手に持つニギリの部分から液だれしているのである。
 勢いよく漏れているとその箇所がはっきりするのだが、ニギリ部分全体からダラポタ状態で、どうも握りの内部かららしい。
 締め付け部が緩んだか、パッキンの不具合か。
 取りあえず、ニギリ部を分解して増締めしてみる。
 だめだ、直らない。
 もう一度分解して、スイッチを入れ圧力をかけてみると意外なところから漏れが。
 写真のニギリ内部にあるレバーが組み込んである灰色のプラスチック部品(タンク蓋の上に置いてある)からである。
 虫眼鏡で見てギリギリ解る程度の小さな亀裂がある。
 冬期の凍結で割れたのか。
 それとも、使い込んでいくうちに最初から有ったひびが大きくなったのか?
 亀裂といっても極小さく、成型時の合わせ部分なので成型時の不具合のような気もするが。
 既に一年以上経過しているため、無償修理には無理があるだろうし。
 さて、どうしたもんか。
 部品を調達するべくネットで調べたら、有るには有るが・・・高い!
 取りあえず、エアコンプレッサーでヒビ部分を吹き付けて異物を取り除き、乾燥させて・・・・・「だめ・もと」で接着剤を使った。
 ヒビに入るようリキッド状接着剤を使い、硬化を確認してからもう一度、肉盛り的に塗り、十分硬化してから試運転。
 なんと、成功だぁ!
 されど、接着剤。
 いつまでもつか・・・ダメだったら、諦めて部品を取り寄せます。