育苗記録用メジャーを作ってみた(2016.05.05)

P5052499 
P5052505  
 今日も雨。
 でも風が強かったせいか、プール育苗の水位が予想よりも下がっていたので補水した。
 今までは低めの水位にしていたが、もう少しすると水位を床土より上にするので、今回は育苗箱取っ手のへりより下(床土が水没しない範囲)まで若干水位を上げた。
 で、それは具体的に床からどれぐらい?(何ミリくらいか?)と問われても答えにくい。(写真:表面張力でせりあがって見えますが、へりより下です。)
 水位や苗長などを測るときデジカメでスケールを一緒に撮っておけば良いのだが、一人でやるとなると・・・これがなかなか面倒なのだ。
 カメラを三脚で固定して、スケールを当てて、セルフタイマーで撮影・・・なんて、やってられない!。
 手持ち撮影できなければ、結局のところ面倒がって写真を撮らなくなってしまうのがオチなのだ。
 そこで、自立するスケールを作ってみたいと思う。
 そして、スケールをプール床に置いた場合と、覆土の上に置いた場合、床からの寸法や種籾の位置からの寸法など早見できるよう工夫してみたい。
20160505 2 
P5052513 
 そのため、テプラでメジャーシールを作って、適当なものに貼り付けようと印刷してみたら、精度合わせに多少コツが要るものの、仕上げがドンピシャリで出来上がった。(写真)
 ※コツ(適当にメモリと寸法を作ったら一度試し印刷が必要、そして枠の長さを誤差分だけ拡大縮小して均等割り付けする。なお、ファイルに保管してても、テープの巻き取り径が大きい場合と小さい場合なのか、テープ幅の違いかで微妙に変化するので試し印刷は必須。)
 うーむ、これは使えるぜ!。
 明日からの育苗記録に活用できると思う。
 この管理人の雑記帳にも、時々その写真をアップするつもりです。

めまぐるしく変わる天気(2016.05.03)

P5032484 
P5032461 
P5032489
 今日は西瓜の定植を行った。
 風も弱く、多少暑くは感じつつも絶好の西瓜植え日となった。(写真)
 作業は順調に進み、午前で作業を終えたのだが、昼に育苗ハウスを除いてみるとプールの底が見えている。
 決して覆土が乾いているわけでもないので、補水しなくても良いのだろうが、芽が出揃っているので、この先田んぼへ行ったりと留守がちになる見込みで補水した。
 水位のレベルは、まだ床土が水没しない位置で、前回とほぼ同じで箱の高さの半分くらい。
 1.5葉あたりから床土が水没する深さにするが、葉齢が1.5未満以下では適当に補水するだけなのだが、今年はこれにハウスの開閉が加わった。
 太陽シートを除去してからの数日間に寒い日が続き、霜注意報が出るなど寒さ対策に気を使った。
 浅いとはいえ多少水が入っているので大丈夫とは思いつつも、日差しも少なく日中から寒いため、そもそも水温そのものが上がっていない。
 そのため、ハウスを閉めるだけでは不安になり、保温のため夜間に太陽シートをかける・・・ということが数回あった。
 どうもこの時期は極端に寒かったり、暑かったりが交互にくるので難しい。
 芽が出てまだ間もないので、この時期は慣行栽培と同様の管理が必要になってくると思う。
 あと数日で深水にできるので、それまでの辛抱なのだ。
 なお、水温計の感知部を、これまでは水に入れ、箱横の隙間に置いていたが、夕方に感知部を苗箱に差し込み、種籾の位置にした。(写真)
 温度データの傾向が変わるかもしれないが、この方が本来の測り方なのかもしれないので、今後はこの位置に統一する予定です。

早めの太陽シート除去(2016.04.27)

P4272412 
P4272415 
 太陽シートを除去しました。
 播種日が4月24日なので、播種後の天候や過去の実績などから早くても4日目の明日だろうと予想していたが、3日目の今日になって除去しました。
 播種日の翌日から数えて3日目で除去したのは初めてです。
 新記録です。
 例年だと、芽が出揃うのを確認してから除去するため、1cm位の長さになっていましたが、今年は意識してちょっと早めに除去しました。
 出揃っているところで4~7mm位まで伸びています。
 まだ、芽がでていない・・・と思えるところでも、表面からよく観察してみるとピチッと目がのぞいています。
 さらに、芽の見えない覆土の下もホジホジしてみると芽が伸びており、すぐにでも表面に出てくる状態になっています。
 例年だと、揃えようとして、あと1~2日ぐらい待ったと思うが、今年は敢えて「早かったかな・・・」と思える状態で剥がしてみました。


原因不明の急カーブ(2016.04.26)

P4262307 
 西瓜のマルチ敷きを行った。
 後日の定植に備えて透明ポリで床を作る作業です。
 トラクターにアタッチメントを取り付けて、前進し、始点と終点を鍬で土留めすることを繰り返すだけの作業なのだが、なぜか一本だけ仕上がりが粗末な結果となってしまった。
 終点で原因不明の急カーブをしているのである。
 決してブログのネタ作りのために曲げた訳ではない。
 無意識のうちにこうなってしまった。
 とりあえずこのままで終了したが、後になって、数日後の定植時に作るトンネルがどうなるのか不安になってきた。

育苗ハウスの妻窓を開けた・・・(2016.04.25)

Screenmemo 2016 04 25 08 59 37
 昨日、水稲の種蒔きを行い、いよいよ今年も太陽シートによる育苗が始まった。
 太陽シートによる育苗期間中は、今までだと、快晴が続こうともお構いなしにハウスを締め切っていたのだが、今回はちょっと違った。
 最近、慣れっこになって初心を忘れたことによる失敗が続いていたため、「留意しなければ」と意を新たにしたところへ晴天が続いたのである。
 そして、いつもだと種蒔きの時から地温を上げる工夫として、①箱をプール床に並べてからすぐさま太陽シートをかけず陽にあてて②その間の乾燥と保温を兼ねて育苗箱に有孔ポリをかけているのだが、午後になって育苗箱の温度が既に30度を超えていた。
 そして、今朝になっても雲一つ無い快晴で、気温はグングン上昇している。しかも無風。
 そして、たぶん明日も・・・
 いや、たまたま暑い時にぶつかっただけ?
 で、カミさんから「いくらなんでも、ハウスを少しは開けないとマズイんじゃない?・・・」「絶対、開けた方が良いよ・・・」「開けてよ!」・・・と。
 今までも、太陽シート被覆中に晴天が続いたことはいくらもあったが、特に気にもしないでハウスは全部締め切っていて、それでも特に問題は無かった。
 だが、太陽シートを使い始めた頃は、心配でハウスの開け閉めをやっていた事も事実。
 ハウスを「開ける」「開けない」で口論になるほど固執する必要もないので、心配だったら開ければ良いだけのことである。
P4252290
 よほどしっかり太陽シートを固定しない限り、風が出てくると閉める必要があるので、風があっても太陽シートが捲れないようハウスは妻窓のみ開けてみた。(09:30頃)
 種蒔きを例年より一週間近く遅らせただけでこんなにも暑いもんなのか?
 どのくらい温度が下がるかはわからないが、これだけで安堵感が出てくるから不思議である。